andewのロゴを、じっくり見たことはありますか。
小さなカカオ豆のマークと、「andew」という文字。それだけのシンプルなロゴです。でも、このカカオ豆ひとつに、いくつかのことを考えて込めました。
まず、素直にチョコレートのブランドであることを示したかった。カカオ豆はチョコレートの原料であり、出発点です。「何のブランドか」を一目で伝えられる記号として、これ以上のものはないと思いました。
でも、それだけじゃない。
カカオ豆には、割れ目があります。ひとつの実が、ふたつに分かれるような形。僕はこれを「つながり」の象徴として捉えています。andewという名前は「and you」から来ています。自分と、あなた。食べる人と、作る人。健康な人と、そうでない人。そのふたつがつながる、という意味を込めています。
実際に、2023年に北海道大学病院皮膚科との共同研究として論文を発表しました。表皮水疱症の患者さんがandewを食べられるか、口の中でどう溶けるか、アンケートで何を感じたか。それを医学的に記録したものです。チョコレートが医療と接点を持った瞬間でもありました。
カカオ豆ひとつが、そういうすべてを背負っています。
ロゴを見るたびに、「これはチョコレートであり、誰かとつながるためのものだ」と思い出せるように。そんな意図が込められています。
— 中村恒星

